どうも。shin(@nani-jan_shin)です。
この財布気に入っているから、一生モノとしてずっと使っていくんだ。
そんな想いとは裏腹に愛用している財布も長年つかっていると劣化してきます。
細かい傷などは自分で手入れすることもできますが、昔使っていた財布はカビが生えたり、破れてしまったりと気に入っているのに泣く泣く手放した経験があります。
(当時は黒のマジックで塗って誤魔化して使ったことも)
今回、長く愛用するために革の修理職人が修理することを考えて制作された「小さいけれど高級感あふれるレザー財布」をCRAFSTO(クラフスト)さんにいただきましたのでご紹介します。
CRAFSTO(クラフスト)とは?
東京は蔵前に店舗兼工房を構えるCRAFSTO(クラフスト)。
長く愛用することを念頭に置いて作られているので、安心して使うことができます。
さらにアニマルレザー(シェルコードバン/ブライドルレザー)には永久無料修理体制があるので、個人では直しにくいほつれ直し、縫直し等の修理を無償で対応していただけます。
(※ヴィーガンレザーは有償での修理となります。)
一部、パーツの交換など発生する場合は有償のようですが、作り手の顔が見えている安心感もあるので気軽に相談しやすいのがありがたい。
商品をつくるとき、私たちはそんなことを考えながら革と向き合っています。 今だけではなく、その先を考えたものづくり。 目指したのは、未来のヴィンテージ。 使い込んだ革の味わいこそが、価値になります。 時代がどんなに変わっても、決して古くはならない財布や鞄。それが、crafstoというブランド。
上記のブランドメッセージからも長く愛用して自分だけのヴィンテージアイテムを育てたくなりますね。
SHELL CORDOVAN シェルコードバン L字ファスナー財布を紹介
それでは、今回手元に届いたSHELL CORDOVAN シェルコードバン L字ファスナー財布を紹介していきます。
こちらが今回手元に届いたお財布「SHELL CORDOVAN シェルコードバン L字ファスナー財布」です。
商品名:SHELL CORDOVAN シェルコードバン L字ファスナー財布
通常価格:¥39,600
サイズ:横幅11.5×縦幅9×最大厚み1.8㎝
重さ:約85g
素材:
・本体=シェルコードバン (馬革)
・内装=タンニン鞣し革(牛革)、コットンとレーヨンの混合生地
・ファスナー=YKKエクセラ
機能:
カードポケット×4
小銭入れ×1、フリーポケット×2
シンプルで高級感のあるレザーの財布です。
カラーは黒、焦茶色、茶色の3種類あり、他のモノとも合わせやすい黒を選びました。
表面にロゴを刻印している財布が多くありますが、この財布にはどこにも見当たりません。
シンプル好きには嬉しい仕様ですね。
また、表面のレザーは極上の『シェルコードバン(馬革)』が使われているので、独特の光沢感があります。
ゴールドのジップに持ち手のレザーがさらに高級感を感じさせてくれます。
ファスナーはYKKエクセラを使用しているようなので、開け閉めも安定感があります。毎日使うのでここは意外と重要です。
大きさは男性の手に収まるくらいのサイズ感です。
近年、ミニマルな財布が流行っていますが、小ささや薄さに特化した財布よりはやや大きめに感じます。
その分、長年使えそうな安心感を感じさせてくれます。
注目すべきは薄くてスタイリッシュな厚み。
レザーの重厚感から分厚そうに見えますが、厚みはかなり抑えられています。
この薄さだと収納が気になるところなので、早速内側を見てみましょう。
ファスナーを開けると、中はキャメル色のレザーとなっています。
こちらのレザーはイタリアを代表する老舗タンナー Lo Stivale社(ロスティバーレ)のつくる『バケッタレザー ブルガロ』を使っているようです。
ブラウン系のレザーはエイジングで独特な風合いを魅せてくれる楽しさがありますね。
ポケットは下2つがカードポケット、1番上が少し深めのフリーポケットになっています。
反対側も同じ仕様なので、合計6つのポケットが用意されています。
小銭は大きめのポケットに入れることができて、紙幣はポケットに合わせて折り畳んで収納します。
カードポケットとの間にも少し隙間があるので、レシートをその余白に入れることもできます。
見た目以上に収納できる場所があったので、早速手持ちのモノを入れてみましょう。
財布にモノを入れてみた
カードや紙幣、小銭からレシートまで色々と入れてみました。
モノの住所が一目で見てわかりやすいので取り出すときに迷わなさそうです。
小銭入れには鍵を1つ入れることもできました。
全て入れてファスナーを閉めるとこのような状態に。
小銭を結構入れたので、ややぷっくりと膨らみますが気にならない程度です。
実際に1週間使ってみた感想
実際に使ってみないことにはわからないので、1週間使ってみて感じたリアルな感想を。
・なめらかな手触り
・L字ジップタイプなので中身が落ちない
・パンツのポケットにも入る
・硬い
・たまにお札が挟まる
・傷がつきやすい
なめらかな手触り
シェルコードバンのなめらかな手触りがつい触りたくなってしまいます。
シボのあるレザーだとこの手触りは感じられませんね。
レザーアイテムは使用するごとにどんどん馴染みがよくなっていくので、この触りたくなる財布というのは個人的に重きを置いています。
L字ジップタイプなので中身が落ちない
L字にジップがついているので中身が落ちる心配がありません。
ジップのない部分も丁寧に作られているため、隙間がほとんどなくて安心して使うことができます。
過去に作りの甘い財布を使っていた時は、よく小銭が隙間から落ちたりしていたのでストレスなく使えるのは嬉しいポイント。
パンツのポケットにも入る
気になっていたのがポケットに入るかどうか。
正直ポケットに入れるとパンツの形が崩れやすいので入れたくないですが、近場や夏場は入れてしまいます。
細身のスラックスやスリムパンツの前ポケットに入れてみましたが、中身が入った状態でも問題なく入りました。
そして、なんとスキニーパンツでもこちらの財布を入れることができました。
とはいえ、財布の厚み分はポケットが膨らむので、できればカバンやコートのポケットに入れておきたいですね。
硬い
想定の範囲内でしたが、使い始めはやはり硬くてカードの出し入れに手間取ってしまいます。
急いでいる時とかは気をつけないといけませんね。
その硬さの分、強度があるということなので丈夫な面があります。
この硬さを経験した後、使っていくうちに柔らかくなっていくのも楽しみのひとつですね。
たまにお札が挟まる
久々のファスナータイプのお財布だったので忘れていましたが、紙幣の位置によってはジップに挟まってしまいます。
浮いた状態で入れていると挟まるので、奥までしっかり入れておかないといけませんね。
数日経てば、感覚が慣れてきて挟まないようになりました。
傷がつきやすい
光沢感のあるシェルコードバンなので、シボがあるレザーと比べて傷が目立ちやすいです。
高級レザーだと丁寧に使いたくなる気持ちもわかりますが、個人的にはガンガン使って手入れをしながら細かな傷も楽しむことで自分だけの財布になっていくと思っています。
ちなみに傷はつきますが、使っていく度に光沢とツヤがでてきて少しずつ目立たなくなります。
また、 CRAFSTOのアニマルレザー(シェルコードバン/ブライドルレザー)商品には永久無償修理体制があります。
(※ヴィーガンレザーは有償での修理となります。)
・縫製箇所のほつれ直し
・のり剥がれ部貼り直し
・ファスナー引き手取り付け
・金具打ち直し
・ホック交換
・コバ塗り直し(10㎝以内)
・キーケース金具交換(金具パーツ代は有償)
・ジッププル作製交換
細かな傷は味として楽しめますが、このようなダメージを無償で直してもらえるのでガンガン使うことができます。
有償で革の破れなどについても対応してもらえるので、自分だけのヴィンテージアイテムを育てていきやすい環境を整えてくれています。
まとめ
財布のクオリティはもちろんですが、修理体制も整っていてモノを最期まで見てくれるメーカーは信頼できますね。
また、店舗は工房も兼任しているので革製品好きにはたまらない空間となっていることでしょう。
2021年3月現在は予約制となっているようです。気になる方はトップページ上部の来店予約をしてからどうぞ。
この財布がどのように変化していくのか今後が楽しみです。