どうも、余白のある暮らしのshin(@nani-jan_shin)です。
先日、リーガロイヤルホテル大阪に宿泊した記事を掲載しましたが、実はその前に予約していた和室のホテルがありました。
赤ちゃん連れなら、ベッドよりも布団の方が良さそう
そんな理由で赤ちゃんも宿泊できる近場の和室のホテルを探して見つけたのが宝塚温泉 ホテル若水です。
和室のホテルは遠方にあることが多く、アクセスの良い場所がなかなか見つけられなかったのですが電車で行ける距離にあったのが決め手となりました。
今回も0歳児との宿泊記をご紹介します。
・比較的新しいホテルで内装が綺麗
・布団なので横並びに寝れる
・オムツ用のゴミ箱レンタルがある
・旅館特有の人の出入り
・金額がそれなりにかかる
・部屋がかなり乾燥する(季節の問題もある)
開湯800年の温泉を継承する、温泉旅館
兵庫県は宝塚市にあるホテル「宝塚温泉 ホテル若水」。
開業日は1996年と歴史のあるホテルと思いきや、比較的新しいホテルとなります。
このホテルのある地域は温泉街として盛んだったようですが、客足の減少や阪神淡路大震災の被害などから衰退し、市街地化も進んだことでほとんど面影はなくなりました。
そんな中、ホテル若水は800年の歴史がある宝塚温泉を継承しているため、ホテルというよりは温泉宿に近い存在となります。
先に申し上げますが、せっかくの温泉宿なのに感染対策の一環として温泉に入ることは断念しました。
ブロガーとしては入りたい気持ちがありましたが生活優先で失礼いたします。
今回の宿泊についての詳細はこちら。
予約サイト:楽天トラベル
1泊2日(金土宿泊)
【マッサージチェア付】川側上層階 12.5畳 禁煙
2名+未就学幼児1名 1室/68,750円(夕朝食付き)
チェックイン15:00/チェックアウト11:00(基本は10:00)
価格に関しては1人あたり約34,000円と高額のため、高級ホテルの部類に入るかと思います。
実はひょうごを旅しようキャンペーンを適用することで割引価格で泊まることができましたが、すっかり忘れていました。
過ぎたことは仕方ないので勉強代と考えます。
楽天トラベルでは、たまにクーポンが発行されるのでタイミングによっては安く宿泊できるのでおすすめです。
今回、5と0のつく日のクーポンで5%割引で宿泊できました。
駅からホテルまでのアクセス
〒665-0003
兵庫県宝塚市湯本町9-25
TEL:0797-86-0151
FAX:0797-86-2846
・[JR 宝塚線 快速]大阪 → 宝塚(26分)
・[阪急 宝塚本線 急行]阪急梅田→ 宝塚(33分)
温泉宿となると遠方にあることが多いですが、こちらのホテルは大阪駅(阪急梅田駅)からJR、阪急ともに乗り換えなしで最寄駅まで行くことができます。
ホテル側に位置するのは阪急ですが、到着時間が早いので今回はJRで行くことに。
ホテル手前には武庫川が流れていて、橋からの景色は開放感があって一見の価値ありです。
河原に降りることもできるので散歩コースとしても使われていますね。
歴史を継承する、高級温泉旅館
こちらが今回宿泊する宝塚温泉 ホテル若水です。
ホテルと名前がついていますが、どちらかと言えば温泉旅館に近いと思います。
玄関に到着しました。早速入りましょう。
1Fエントランスは天井の高い開放的な空間で、チェックインカウンター、ロビーラウンジ、お土産屋さんなどがあります。
チェックインカウンターも金曜日の夕方だとかなり空いていました。
ラウンジでゆっくりすることもできますが、荷物もあるのでお部屋に向かいましょう。
和を基調とした、清潔感のある客室
今回は上層階フロアのプランだったので7階のお部屋に宿泊することに。
エレベーターから部屋までの随所で高級感を目から感じとることができます。
それでは部屋に入ります。
鍵はクラシックなタイプでした。
玄関口も広くて、ベビーカーを1台置いても余裕のある広さです。
和室なので靴を脱いで部屋に上がります。
今回のお部屋がこちら。
久々の和室はテンション上がりますね。
和室特有のどこか懐かしい香りも良いです。
12.5畳のお部屋で家具も特にないのでかなり広々と使うことができます。
テーブルの上にはお茶菓子が。
旅館に泊まった時の楽しみのひとつでもあります。
簡易的ですがテレビも置かれています。
部屋を抜けると大きな窓から武庫川や駅前が一望できる窓際のスペースがあります。
窓からは武庫川はもちろん、宝塚駅や宝塚ホテルも一望できます。
宝塚市は高級住宅街もあると聞いていましたが、納得できる景観ですね。
ちなみに夜の景色もとても綺麗です。
お風呂上がりにお酒を嗜みながら、椅子に座ってのんびり過ごすのも良いのではないでしょうか。
こちらのお部屋には自由に使えるマッサージチェアも置いているので温泉と組み合わせると日頃の疲れを癒すには最適ですね。
窓際にポットや無料のお水が置いていて、お水はなくなったら貰うこともできました。
冷蔵庫には有料のドリンクもあります。
反対側には化粧台が。
扉を開けると鏡が出てくる仕様です。
玄関に戻ると部屋に入る手前にトイレと洗面所+お風呂があります。
お風呂とトイレが分かれているのは子連れにはとてもありがたいです。
綺麗なトイレにはとても良い和の香りが広がっていました。
旅館のトイレは古めかしくて残念なイメージがありましたが、さすがに高級旅館となると抜け目なしですね。
トイレの中に手洗い場があるのは地味に嬉しいポイントです。
洗面所には手洗いスペースが2つあり、朝の混雑を回避できます。
アメニティはこちら。
・歯ブラシセット
・剃刀
・ヘアブラシ
・シャワーキャップ
バスタオルは温泉には常備されているのですが、部屋には置いていないので必要な数を依頼して持ってきてもらう必要があります。
お風呂からもとても良い香りが。
木製の風呂桶と椅子の木の香りかもしれません。
ちなみに45分間家族で貸し切れるお風呂もあったのですが、娘もお風呂に入れてきたのでそちらも利用せず。
今回の旅は色々ともったいないことが重なります。
少し外を散歩して戻ってくると、食事周りをメインにお世話していただける仲居さんがご挨拶に来てくださいました。
この高級宿独特の慣習が実は苦手で宿につくと完全にオフモードになりたいのですが、常に誰か来るかもしれない緊張感が合いませんでした。
夕食の時間を伝えてウェルカムラウンジを覗いてみます。
落ち着いた雰囲気のウェルカムラウンジ
夕食前に宿泊者限定で利用できるウェルカムラウンジへ。
15:00〜19:00の間で利用することができます。
入口からは大人の雰囲気が漂っているので敷居が高く感じますが、安心して入ってください。
落ち着いた照明の小洒落たバーのようなお部屋でゆっくり過ごすことができます。
18:00頃に訪れた時は1名しかおらず、すぐに出て行かれたので貸し切り状態に。
子どもを連れて訪れるのはちょっと難しい空気感でしたね。
ウェルカムラウンジではソフトドリンクをいただけました。
・オレンジジュース
・紅茶 アールグレイ
・ホットコーヒー/アイスコーヒー
・カフェオレ/アイスカフェオレ
・ホットココア/アイスココア
窓際から武庫川を眺めながら、ゆっくり過ごすのは気持ちよかったです。
(食事前に寄っただけなので滞在5分くらい。)
旬の素材を舌で楽しむ、懐石料理
夕食の時間を伝えていたのですが、20分ほど早く部屋に来られました。
おそらく、伝えていた時間に食べられるように準備をするのかと思われます。
こちらのホテルを選んだ理由のひとつが部屋食です。
予約当時は赤ちゃんを連れての外食に慣れていなかったので、部屋食だとゆっくり食事ができると思い選びました。
旬の素材を使用した懐石料理で宿泊時のメニューがこちらとなります。
壱の膳~参の膳と3回に分かれて食事が提供されます。
どれも普段口にしないような上品な料理の数々に目でも舌でも楽しめました。
まったり過ごす予定のナイトタイム、そして朝食は・・・
食事の後はお布団敷きの方が来られて、部屋の中央に川の字で寝る形に。
赤ちゃんの寝る時間に合わせて早めの睡眠となりましたが、赤ちゃんに大敵な部屋の乾燥がすごく、夜通し妻とバタバタしてました。
当時は頭が回りませんでしたが、加湿器の貸し出しもあるようなので気になる方はお借りしましょう。
今後このようなことがあるかもしれないので、ポータブル加湿器も検討中です。
子どもが小さいうちは、温湿度計を持参しておくと便利ですね。
今回持参していたことで乾燥にも気づけたので良かったです。
ほとんど眠れなかったので、睡眠を優先して朝食はキャンセルとなりました。
まとめ
色々と体験せずに終わったこともありましたが、以上がホテル若水での滞在でした。
家族でゆっくり過ごすのに旅館は最適かと思っていましたが、食事の提供やお布団敷きなどで慌ただしくなりますね。
人の出入りが気にならず、身の回りをすべてを任せたいという方には心地よいのかもしれません。
とはいえ、宝塚の綺麗な景色を堪能しつつ、美味しい季節の食事もいただけたので良い宿泊となりました。
楽天トラベルでは、たまにクーポンが発行されるのでタイミングによっては安く宿泊できるのでおすすめです。