どうも。shin(@nani-jan_shin)です。
とあるショップで袖を通してから、気になっていた革ジャンの最高峰でもあるルイスレザーズ。
革ジャンをそこまで知らない人でも名前を聞いたことはあるのではないでしょうか。
英国を代表するレザーウェアブランド「ルイスレザーズ」。1892年に、ロンドンのグレート・ポートランド・ストリートに店を開き、洋服仕立業および、紳士オートスポーツであるフライング&モータリングのための防護服の作製ストックを始めたのが起源。モーターサイクルレース専門の衣服の製作に着手し始めたのは1926年だ。当時、出来て間もない航空産業の需要に応えるために、操縦席の極寒に耐える保温性に優れたレザーウェアの提供を開始している。第二次世界大戦時は、イギリス空軍「RAF」にフライングスーツやフライトジャケットなども供給していた。
引用元:OTOKOMAE / 男前研究所 – 英国老舗レザーブランド、ルイスレザーズ(Lewis Leathers)の魅力とは?
上記の通り、1892年創業のイギリスを代表しているだけあってモノとしては最上級です。
そんなレザージャケットをこの度、満を持してカスタムオーダーにて購入しましたので、ご紹介します。
About Custom Made
今回依頼したのはルイスレザーズ大阪店です。
オーダー内容は以下の通り。
モデル:DOMINATOR(ドミネーター)
サイズ:36
革の種類:ラットランドシープスキン
シルエット:タイトフィット
カラー:ブラック
レザーパッチ形状:オーバル
ライニング(裏地):ブラックニットナイロン
ジッパーテープ:ブラック
内ポケット:片側
サイズ直し:袖丈+身詰め
これから長い人生を共に歩む予定なので、こだわってみました。
今の体型に合わせて作っているので、太れないし痩せれないというのは懸念点ですね。
本体価格(ドミネーター):173,000円
寸法直し(袖丈+身幅):10.000円
裏地(ブラックナイロン):0円
内ポケット(片側):5,000円
シルエット(タイトフィット):0円
革(ラットランドシープスキン):10,000円
サイズ(36):0円
さて、気になる価格ですが。
合計198,000円(+税)
やはり、なかなかのお値段にはなりますね。
仕上がりに関しては、3ヵ月~半年とのことでしたが、まさかの新型コロナウイルスによりロンドン工場がストップ。
お店から電話があり、遅延するとのことだったので仕上がりは冬になることを覚悟していましたが、まさかの6月初旬に完成とのこと。嬉しすぎます。
オーダー日:2020/01/25(Sat)
完成日:2020/06/02(Wed)
完成まで129日、4ヵ月と8日でした。
配送で送っていただくことも可能ですが、せっかくなので心斎橋にある店舗にて引き取りました。
新型コロナウイルスによる非常事態宣言解除後ですが、油断できない世の中だったので長居はせずに早々に帰宅。
こちらが仕上がったばかりの革ジャンです。
詳細を一緒に見ていきましょう。
Lewis Leathers – DOMINATOR
こちらが前面です。
ドミネーターはルイスレザーズの中でも、このようにかなりシンプルな見た目のアイテムです。
さらにミニマルでシンプルなデザインとしてコルセアがありますが、少し武骨さが足りないなと感じたのでこちらに。
今回選んだ革、ラットランドシープスキンは2018年より新たに選べるようになったようです。
シープスキンでありながら、見た目はカウレザーのような重厚感があり、シボは少なめで高級感があります。
また、ジッパーテープはブラックにしました。
ベージュもありますが、僕はミニマルなデザインに仕上げたかったのでこちらに。
背面はこのような感じ。0日目に撮影したこともあり、シワもありませんね。
それでは、各部位に注目してみましょう。
わかりやすい特徴としては、襟ですね。
一般的なシングルライダースは襟無しのものが多いですが、この襟があるところに惹かれています。
ちょっと大人な雰囲気を感じます。
胸元のルイスレザーズの象徴でもあるレザーパッチは丸みのあるオーバルパッチにしました。
これ以外には四角いスクエアパッチとパッチなしも選べます。
ミニマルデザインが好きなので、パッチなしも悩みましたがロゴの力に引き込まれてつけることにしました。
サイドのポケットにはジップがついていません。
ジップがないだけで、スッキリとした印象になりますね。
裾にはスナップボタンがついていて、ジップの先を隠すことができます。
僕はバイクに乗らないのでわかりませんが、こちらはバイクのタンクを傷つけないためについているようです。
右手の袖にはジップポケットがついています。
こちらは高速道路などでコインやチケット、クレジットカードなどをいれておくためについているらしいです。
ここまでの説明でわかるように、バイカーにとって機能的なポイントが多いですね。
サイズは36にしました。
ライダースはこのサイズ感がめちゃくちゃ重要なアイテムだと思っているので、ネットで買わずに店舗で買うことを強くオススメします。
腰にはウエストが調整できるバックルがついています。
過去に買ったライダースにもついていましたが、使ったことがありませんね。
肩の部分にアクションプリーツ(体を動かしやすくする折り目)はありません。
動きやすさは劣るかもしれませんが、高級感は増しますね。
内側の全体はこのような感じに。
実は内側もカスタムオーダーでこだわれるポイントなのです。
まず、ライニング(裏地)は動きやすさを重視して、ブラックニットナイロンを選びました。
他には保温性の高い真っ赤なレッドキルティングやイギリス感漂うスコティッシュタータンチェックを選ぶことができます。
スコティッシュタータンチェックに関しては追加で料金が必要です。
ポケットは左側にひとつ。
ここのポケットってスマホをいれたりするのに重宝するんですよね。
ちなみに右側にもつけることができます。
実際に着用してみた
サイズ直し(袖丈+身詰め)をしたことにより、見事にジャストサイズとなりました。
ご覧の通り、革ジャンにしては上品ですっきりとしたデザインですね。
ちなみにサイズ直しをする前は、袖が若干萌え袖になるくらいだったので余程腕が長くない限りはサイズ直しが必要かと。
後ろから見ても、丈がパンツの程良い上くらいでいいですね。
前から見るよりもスッキリとしたデザインです。
まとめ
これからどのように変化していくのかが楽しみすぎます。
真逆のシーズンに届きましたが、僕は若干変態のため、クーラーのついた部屋でたまに着ながら育てています。
冬にはコートの下にライダースを着るという着方もしたいので、早く柔らかく、身体に馴染むように頑張ります。
憧れの1着がどうなっていくかは、こちらのブログにまたアップします。
一生モノという言葉との闘いスタートです。