どうも。余白のある暮らしのshin(@nani-jan_shin)です。
しばらくの間、手持ちの靴は2足(スニーカーとビジネスシューズ)で過ごしていました。
2足持っていたものの、実際に履いていたのはスニーカー1足のみ。しかもほぼ毎日。
さすがに消耗が激しくなりそうなので、もう1足増やそうと思い、次の靴を探していたところ今回ご紹介するWill’s Veganのチェルシーブーツに出会いました。
今回はヴィーガンブーツに出会った経緯から靴の紹介、今後の期待などについて書かせていただきます。
ヴィーガンブーツに出会った経緯
3足目はチェルシーブーツ(サイドゴアブーツ)と靴の種類まで決めましたが、なかなか決まらず早数ヶ月。
候補としては以下のブランドが上がっておりました。
- Dr.Martens
- Rolling Dub Trio
- Church’s
店舗で試着して購入しようという段階まで進んでいたのですが、ふとヴィーガン本を読んだ記憶が蘇りました。
あれ?本革である必要あるのかな?
そんなことをふと思って、「ヴィーガンレザー+チェルシーブーツ」がないか調べていたところ、こちらの靴と出会うことに。
というわけで早速本題の靴のことについてご紹介します。
購入店舗について
今回購入したお店は「ハッピーキヌア」さんです。
2019年7月にNYでヴィーガンスムージーブランドをスタートした国内外のヴィーガンアイテムを数多く揃えているストアとなります。
洋服以外にもフードもたくさん取り揃えているのでぜひチェックしてみてください。
チェルシーブーツを紹介
それでは、購入したブーツについて紹介していきます。
今回購入したのは2012年にイギリスはロンドンで設立されたヴィーガンアパレルブランド「Will’s Vegan」です。
エシカルを意識した最低限の梱包がさすがヴィーガンブランドというだけあります。
ということでメインの靴がこちらです。
パッと見た感じでは本革の靴と全く変わらない見た目ですね。
まずはスペックを見ていきましょう。
- 品名:Will’s Vegan/ウォータープルーフチェルシーブーツ Waterproof Chelsea Boots
- カラー:black
- サイズ:UK8/27cm
- 価格:30,250円
今回選んだのは防水加工が施されたチェルシーブーツです。
ぬかるみや泥、雪原などを歩いても問題ない優れた防水性を誇っているとのこと。
革の素材については、もちろん動物性ではありません。
北欧でカーボンニュートラルなプロセスで栽培された有機穀物から採取したバイオオイルから作られた、イタリア製の手作りヴィーガンレザーを使用しています。
引用元:ハッピーキヌア – Will’s Vegan ウォータープルーフチェルシーブーツ Waterproof Chelsea Boots
動物性ではないレザーとして広く認知されているのはポリウレタン樹脂や塩化ビニル樹脂を使用した合皮レザーと言われるものがありました。
それとは違い、植物などの天然素材等を使用し、環境に配慮されて作られたレザーをヴィーガンレザーと区別しているようです。
詳しく靴を見ていきましょう。
正面からの1枚。
爪先の幅は細すぎず、どちらかというとやや太めでビジネス風の綺麗な服装にもカジュアルな服装にも合わせやすいデザインです。
つま先をアップで見ると、本革のようなシワやシボが見られます。
ここの部分が履いていくごとにどのような変化が現れるのかが楽しみですね。
横からの1枚。
履き口から爪先にかけてはなだらかな曲線を描いています。
筒の高さはショートブーツまではいかないものの、そこまで長くはありませんね。
ヒール部分は安定感を感じる、がっしりとした仕様です。
ヒールの高さは3cm。
ヒールブーツと言われるようなブーツではないので歩きやすい程よい高さかと思います。
サイドゴアブーツといえばこの履き口のゴムですね。
紐を結ばなくていいというメリットがある反面、ゴムが劣化するとよれてしまうデメリットも。
履く時にややコツもいるので、楽さと耐久性を重視するならサイドジップの方がおすすめかもしれません。
とはいえ、紐付きの靴と比べると圧倒的に楽です。
後ろは余計な装飾もない、潔いデザインです。
ヒールにゴムの色もないし、履く時に使うプルストラップにも何も書かれていません。
意外とこのようなシンプルなデザインの靴って見つからないので思わぬところで出会いました。
インソールはリサイクルゴムで作られたクッション性のあるノンクラッシュダウンインソールを採用しているようです。
靴底は頑丈で耐久性のあるもので、特に明記はされていませんでしたが形状的に滑り止めの効果があるように思えます。
サイズはUK8/EUR42を選択。
日本サイズで言うと26.5cmくらいのサイズ感です。
有名なブーツで言うと、ドクターマーチンでUK8を履いていたことがあるのでサイズに迷う方はご参考までに。
実際に履いてみた
3種類のパンツとこちらのブーツを合わせてみました。
まずは黒のスキニーパンツ。
ブーツの履き口(筒の部分)もそこまで大きくないので、細身のパンツでもブーツアウトすることができます。
黒のパンツと合わせると視覚的に脚長効果も期待できそうですね。
続いて、黒の太めのパンツ。
このような綺麗目のパンツにも問題なく合わせることができるデザインです。
スラックスなどの丈の長さによっては、ブーツのプルストラップに裾が乗ってしまうのが懸念点ですね。
最後にデニムパンツ。
爪先が細かったり、光沢のあるデザインだとデニムと合わせにくいのですが、こちらは問題なく履くことができました。
以上、3種類のパンツと合わせてみましたが、汎用性が高いので少ない靴をたっぷり履きたい人にはかなりおすすめのアイテムですね。
まとめ
こちらの投稿をするまでにかなりの頻度で履きましたが、すでに良い感じのシワがついてきました。
また、新品のブーツは靴擦れしやすいイメージがありますが、こちらは靴擦れもなく履くことができました。
本革と違って、初めから少し柔らかいのが理由かもしれません。
ヴィーガンレザーブーツは初めてでしたが、今後革靴を買うときには、まずこのヴィーガンレザーから探すことになりそうです。
実は過去に調べたこともあるのですが、どうしてもデザインが気に入らないものが多かった印象。
そんな印象を今回のブーツやブランドが覆してくれました。
世の中的には今後、リンゴやキノコから作られるヴィーガンレザーが続々と登場するので楽しみです。
革製品が好きな方も、一度触れてみるという機会を作ってみてはいかがでしょうか。
何かハッとする出会いがあるかも。
こちらのブーツはハッピーキヌアさんで取り扱いがありましたが現在は取り扱っていないようです。
問い合わせていただくか、以下のWill’s Vegan Storeの公式サイト(※海外サイト)でどうぞ。